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JR王子駅から至近の飛鳥山公園にスケッチに行きました。 この公園は約280年前、徳川吉宗が庶民の為に整備して開放した桜の名所だそうです。 絵は公園内にある晩香廬(ばんこうろ・重要文化財) 渋沢栄一氏の喜寿を記念して 清水組(現在は清水建設)が贈った木造の洋風茶室。 屋根と出窓が印象的でしたので全体を描き入れたいと思ったのですが、そうするとスケッチブックの中で体裁良く収まった窮屈な絵になってしまうと思い、右の屋根はスケッチブックからはみ出させました。 制作:約5時間 |
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松濤公園にある水車 先々月(9月)描いた水車と同じです。 前回は水車と小屋の形がうまく描けず 今回のリベンジになりました。 右手前には見事な赤い実を付けたサンザシの木がアーチ状に水車小屋の上を覆う様に枝が見えるのですが、あまりにも鮮やかなので対岸に移動しました。 前景:左の松と植え込みあたり 中継:水車小屋 遠景:対岸 三景を入れられたので奥行き感は出せたと思います。 制作:約2時間 |
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ポニョの舞台となった広島県の鞆の浦 高台にある城山から古い街並みと常夜灯を見降ろした景色をスケッチ 中国からの黄砂で空も暗く、殆ど遠景は見えませんでした。 ぼんやり見える景色を「もし晴れていたら?」と 想像しながら描きました。 |
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鞆の浦の干満の差は大きく4mにもなる時があるそうです。 階段状のものは雁木(がんぎ)と呼ばれ、干満の差に関係なく船に板を水平に置いて荷物を安全に運べるようにする為のものです。 |
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宿泊した「鞆シーサイドホテル」の部屋からの風景 「対潮楼・福禅寺」(真言宗) 備後三十三ヶ所第二番目の霊場 朝鮮通信使が毎回宿泊した所で、日本で第一番の景勝として賛辞を書き残している。 いろは丸事件のとき坂本龍馬が紀州藩の重役と交渉をした場所といわれる。 平安時代に建立の、鞆で三番目に古い寺 −−観光パンフレットより引用−− |
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鞆の浦からの帰路、乗るつもりでいた福山駅から東京行きの新幹線が満席で、なんとか指定席が取れたのが2時間後の新幹線でした。 駅前には立派な福山城があるので、これ幸いにと時間までスケッチをしていました。 着彩は帰宅してからイメージで。 |