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墨田区に建設中の 新東京タワー「東京スカイツリータワー」 去年の8月にスケッチした時は 約100m このスケッチをした現在289m 半年で200m位伸びたんですね! 完成は634m 下記HPから「今」の高さがわかります。 隅田川を挟んだ台東区側のテラスからのスケッチ。 画面下の中央より右に伸びている黄色い橋は、車は通れない人の為に作られた「桜橋」 万年筆で線描きとタワーの黒い部分を塗り あとは淡彩仕上げ。 線描き:1時間 着彩:15分 |
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はや月も さし昇り、くまなく見ゆる向こう岸 小舟もようて(浮かんでいる) 舟長が笠傾けて眠り居る 清姫:船頭さ〜ん!船頭さ〜ん! 急いでいるので向こう岸まで渡しておくれ 船頭:あんたごちゃごちゃうるさいね! 眠いのじゃ、明日になったら渡してやる 清姫:明日まで待てぬ今すぐ道成寺に 行かねばならぬ 船頭:(そういえば、昼間イケメンのお坊さんに 若い娘が追って来るので、 命に係ることだから 絶対に渡さないでと頼みこまれたな) 船頭:だめだ!おまえは渡せぬ! 清姫:お願いです! 渡れぬと焦がれ死んでしまいます! 船頭:女の焦がれ死というものを 一度も見たことがない さらば見物しようか さぁ!焦がれ死んでみろ! 清姫:ここまで来て、おめおめと帰られようか! 死んでもよい覚悟で清姫川に飛び込み浮き沈み、、、もがいているうちに、、、、 舟長びっくり わななき声 ヤレ恐ろしや、凄まじや 鬼になった、蛇になった 角が生えた、毛が生えた ざぶんと飛び散る水煙 跳ね立て跳ね立て泳ぎだし 目をいからせ 恨みの猛火を吐き散らす! なめ殺されてはなるまいと 舟を乗り捨て 駆け上がり 堤の原を横切れに 命からがら逃げてゆく 怒り恨みの炎の一念で ざんぶ、ざんぶと泳ぎ出す 難なく岸辺に泳ぎ着き 照る月影を見渡せば 棟門高塀白々と いらか並べ 供養の庭にぞ着きにけり 鐘に隠れた安珍の はみ出す袈裟を見逃さず 清姫鐘に巻きついて 恨みの炎で焼き殺す。 |
外は寒いし、写真から風景を描く意欲も出ないでいたら、友人からイベントで使いたいからと、「安珍清姫」の「日高川」の場面の依頼が来たので描いてみました。 (絵の勉強ですので、ボランティアで描いています) 普段描いている風景スケッチは、実景を見て描いていますが、今回は文字から場面を想像して描くので、描けるかどうか不安でしたが、質はともかく、とりあえず友人からOKをもらったので一安心。 「安珍清姫」紀州に伝わる伝説 928年の夏、奥州より熊野に参拝に来た超美男子の僧「安珍」が、途中泊めてもらった家の娘「清姫」に一目ぼれされ迫られるが 参拝の途中の身であるので帰りに寄ると言いながら、寄らずに帰ってしまいました。 騙された清姫は安珍をおいかけ、途中追いつくが、つれなくされ再び逃げ出す安珍に清姫の怒りが爆発! 道成寺に逃げ込んだ安珍を追って 蛇(龍)に変身して川を渡り 鐘に隠れた安珍を焼き殺し その後清姫は入水したというお話。 絵は清姫が安珍を追って日高川の川岸にたどり着いての場面から (セリフなどは簡略してここでは表示しています。) とにかく古い話なので 内容も諸説いろいろです。 |
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安珍清姫シリーズで、まず印刷用に「一番最後」の場面を依頼され 一番初めに描いたのがこの絵 友人に見てもらったら 「安珍がリアルに黒こげになっていそう、、、 もっと絵本風に」とのことで、一連の絵になりました。 |
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妖怪シリーズも依頼されたので(^^;) 牛鬼、河童、かまいたち、 赤ちょうちんお化け、一つ目小僧 から傘妖怪 |
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